- 2018年 11月 6日
W221 S600 エンジンチェックランプ点灯修理依頼です。
やっぱりM.BENZは乗ってて楽しい車の一台ですよね。
ただどうしても気になってしまうのが、部品代が高いことですよね
今回修理依頼をいただいてお車。W221 S600 パワーも有って申し分ない車ですが、エンジンチェックが点いたので修理です。
ベンツ専用テスターで故障診断です。
診断をした結果、1番から6番のミスファイヤーが原因みたいです。
アイドリングでエンジン本体のブレを確認しても、ロードテストしてエンジンの調子を確認しても 体感が出来るほど不具合がありませんでした。
ツインプラグ・12気筒のエンジンなので初期段階の不具合だと体感できないので難しい判断です。
テスター診断だけを信じて作業をする方が多いですが、テスター診断はあくまでも故障診断の一つとして考えたほうが診断ミスが少なくなりますよね。
なのですが、このエンジンの難しいところは1~6までのコイルが一体であることです。
- 一体型コイルを外してリークがないか点検。
- プラグの焼け具合を点検。
初期症状なだけに、とても難しい判断ですが。イグニッションコイルの不良が一番怪しいと判断です。
お客様に作業経緯をお話してイグニッションコイル&プラグ片側分12本の交換をさせて頂きました。
やっぱり部品代は高かった
片側のイグニッションコイル ¥319,500-です。
片側のプラグ 12本 3,000×12 ¥36,000です。
そのほかに点検・交換工賃を合わせると40万円越えに
旅行先で車が止まってしまったり、エンジンが吹けなくなってしまって ロードサービスを呼んで修理工場まで運んでもらったり。高速道路で止まってしまった時の大変さ。
せっかく楽しく旅行したのに台無しになってしまうことを考えると、安いかもしれませんね。